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《Book》海が走るエンドロール① / たらちねジョン


作品情報

海が走るエンドロール①
著者:たらちねジョン
初版:2021年8月25日
ジャンル:漫画
レーベル:ボニータ・コミックス
出版社:秋田書店

 

 

あらすじ

夫と死別した65歳の茅野うみ子は数十年ぶりで訪れた映画館で映像専攻の美大生•海と出会う。そしてその出会いがうみ子に「自分は映画を撮りたい側の人間なんだ」と気付かせる。

 

 

レビュー

漫画のご紹介。Twitterで1話を公開していたのを見かけて読んでみて、そして即、電子書籍で購入。
とりあえず、いきなりだけど「ここはどうなんだろう」と思う点。65歳のうみ子が随分とおばあちゃん過ぎる(笑)最近の65歳はなんだか若いからね、そこはちょっと感じてしまったり。
で、何故いきなりマイナスポイントからレビューを書き始めたかというと、それ以外に突っ込むところがないからです。残りは絶賛する部分しかない。とにかく1話を読み衝撃を受け、即購入に至ったのは絶賛する部分しかない漫画だったからなのです。

とても“今ドキ”な漫画だと思います。主人公の設定、題材、シナリオ、どれも昔だったら書籍化にはなるようなものじゃない。エモい感じでまとめて素晴らしい作品に仕上げている。これはもう、“今ドキ”というか、まさしく“今”で、もっというなら“これから先”でありこの先の漫画のトレンドを示していくような作品なんだと思います。
(※ところで、調子に乗って「エモい」とか言ってみましたが、正直に言うと未だその言葉のベストな使い方がよくわかりません。勢いで使ってしまっただけななで、もしも使い方が変だったとしてもお許しください)

あと、この漫画はうみ子世代(60代)と海世代(10代〜20代)とできっと見え方•感じ方が違ってそれが面白いし、どちらの世代も楽しめる作品。そしてちょうど、うみ子と海の間となる当ブログ管理人の世代もまた、2人の見方がうみ子世代•海世代の人達とは違った、違ったというか、もう少し混ざり合った感情や視点で読んでしまい、それもまた面白い。つまり本当に幅広い世代がそれぞれの感じ方で楽しめる作品、つまりつまり最強の作品なのではないでしょうか。

ちなみに、レビュー冒頭で「65歳のうみ子がおばあちゃん過ぎる」と書きましたが、その“おばたちゃんさ”が海やその友だち達とのギャップを生んで物語を面白くしてくれているので、“おばあちゃんすぎる描写”も実はマイナスではなかったりします。あと、なんだかんだでどんどん動いていくうみ子、その行動力は逆に65歳とは思えない、とても若々しかったり。素敵な65歳。

普段漫画を読まない人も、世代的にもう最近の漫画は読まない人も、今ドキな漫画をよく読む人も、ぜひぜひこの作品を手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

 

追記

あ!そういえばもう1個突っ込みたいところがあった!公式のあらすじに書かれていた

シルバーガール×ブルーボーイの

シーサイド•シネマ•パラダイス、第1巻!

っての、オシャレな感じでは言っているんだけど、なんか読んだ後、一瞬わかったふうになって直後に「…んんー!?」となる。結局何も伝わってこないぞー!!(笑)

 

 

 

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