ボイスブックコンテンツWritoneより、こちらの作品をレビュー。
作品情報
クラス替え
ボイスブック：300文字の物語
ライター：帆ノ風ヒロ
アクター：福永誠次
時間：55秒
作品紹介
ライターは帆ノ風ヒロさん、Writone作品でもKindle作品でも“ご存知”帆ノ風ヒロさんです。そしてボイスアクターは福永誠次さん。ボイスブック《300文字の物語》より“クラス替え”をご紹介。
再生されて朗読が聞こえてくると、まず思うのが「なんなんだそのテンションは」ですね(笑)異様にテンションが高い。テンションが絶対おかしい(笑)
テンションの高さ、速めの朗読スピード、強めの発声、そして空回りしてるかのように聞こえてくる声。この不安定感から完全に想像させられます、少年の青さを。そう結局全てが朗読テクニックという、実は素晴らしいボイスブック。「実は」とか失礼ですね(笑)でも実際にそう思わせるテクニカルな作品です」。
帆ノ風ヒロさんがこういったふうに音声化されることを想像して書いたかはわかりませんが(僕は執筆当時違うもう少し違うイメージだった気がします)、しかしWritoneの面白さがここにあって、アクターの音声化によって全く違う作品に化けるんですよね。ホント面白いところ。
僕はこの少年の青さ漂う福永誠次さんの音声化、好きです。ぜひ皆さんもお聴きになって「なんだこのテンションは」「青いな」と思ってください。
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