この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《同志少女よ、敵を撃て》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
同志少女よ、敵を撃て
著者：逢坂冬馬
ナレーター：青木瑠璃子
再生時間：9時間10分
配信日：2022/06/10
制作：Audible Studios
カテゴリー：文学・フィクション
Audible聴き放題対象作品
あらすじ・解説
公式より引用＿＿
キノベス! 2022 第1位、2022年本屋大賞受賞、第166回直木賞候補作、第9回高校生直木賞候補作
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌で続々紹介!史上初、選考委員全員が5点満点をつけた、第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作
作品紹介
この作品に出会えてよかった、聴き終えた後にそう思える作品です。いや、終盤にはすでにそう強く思ってしまう作品です。
フィーリングでチョイスしたものの、オーディオブックで異国の名前が沢山出てくる作品では毎回物語へと入り込むまでに少し時間がかかる僕です、今作でもそれは同様でした。ただ、プロローグ〜第一章〜第六章〜エピローグという構成の物語で第一章の終わりにはもうしっかり物語へと入り込んでいたので、物語の力、文章力の凄さを感じました。
15時間34分という大作ですが、青木瑠璃子さんの素晴らしい朗読のおかげで、たとてオーディオブック初心者さんであっても最後まで聴き終える事ができるでしょう。青木さんのこの朗読があってこそ、オーディオブック版《同志少女よ、敵を撃て》がこんなにも素晴らしい作品に仕上がったのだと思います。
終盤では、物語のまとめ方にただただ圧倒されるばかり。本当に…すごい。
「コレすごくいいよ」「コレ面白いよ」なんて軽く言っていい作品ではないですが、ぜひ聴いてほしい作品、ぜひぜひ聴いてほしい作品、できれば絶対聴いてほしい作品です。ていうかもうお願い、絶対に聴いてみて(笑)
またひとつ、素晴らしいオーディオブック作品に出会えました。
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