この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《幻夏》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
幻夏
著者：太田愛
ナレーター：星祐樹
再生時間：15時間2分
配信日：2019/08/08
制作：KADOKAWA
カテゴリー：文学・フィクション
Audible聴き放題対象作品
あらすじ・解説
公式より引用＿＿
「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」毎日が黄金に輝いていたあの夏、同級生に何が起こったのか――少女失踪事件を捜査する刑事・相馬は、現場で奇妙な印を発見し、23年前の苦い記憶を蘇らせる。台風一過の翌日、川岸にランドセルを置いたまま、親友だった同級生は消えた。流木に不思議な印を残して……。少年はどこに消えたのか？印の意味は？やがて相馬の前に恐るべき罪が浮上してくる。司法の信を問う傑作ミステリー。日本推理作家協会賞候補作。
作品紹介
15時間の長い作品、物語のトーンはずっと暗い。だけど映画を観入るように聴き入って15時間をずっと聴き入る作品。映画のような世界観。映像が目に浮かぶ。素晴らしい作品だと思います。
面白い映画、と表現していいのかわからない暗い重い物語。友だちが急にいなくなり、23年も経ってしまう、その重み。脳裏に浮かぶその物語に出会えて良かったです。
ミステリー小説はそれほど多く読んだり聴いたりしてきたわけではないですが、またひとつ、好きなミステリー作品が増えました。ぜひ映画化もしていただけたらいいなと思ったり。
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