今回はこちらのラジオドラマをご紹介。
作品情報
脚本:オコチャ
制作:シェ・おすぎ
⾳楽監修:鎌⽥雅⼈
イラスト:⽮部太郎(カラテカ)
企画:株式会社ニッポン放送、吉本興業株式会社
公式ホームページ:http://www.1242.com/project/dontwork/
公式グッズ:https://suzuri.jp/Kaori_Umai
公式ツイッター:https://twitter.com/kuwazarumono/
第1話
「全ては食べてからにしよう」
あらすじ・解説
高校2年・17 歳の壮太は、母親がいなくってからご飯をちゃんと食べなくなった妹・香織 (かおり)の為に、料理を覚えていくと決めた。しかし、料理初心者の壮太には料理の当たり前が何かも分からない。濃すぎ・薄すぎ・焼き すぎ。当然、悪戦苦闘することに。 香織は香織で、母親がいなくなったのに、父と壮太が以前と変わらない生活を自分に送らせ てくれようとする状況に、自己嫌悪を募らせていく。近づこうとすればするほど離れる兄妹の距離。その様子はまるでバランスを欠いた調理の 味付けのよう。料理を作り、食卓を皆で囲むという世界最古の娯楽を取り戻すため、一家の新米料理長は歩み出す......。
この物語に華を添える名脇役は、実際の料理音・食事音を中心とした効果音たち。 耳に優しく・懐かしい効果音と共に物語は走り出し、ラジオドラマならではの方法でリスナ ーみなさまの何気ない大切な時間をそっと掘り起こします。
作品紹介
当ブログ《koe-no-hon》管理人、泉ノ波あみのYouTubeをチェンネル登録してまして、動画でこのラジオドラマを知りました。声のコンテンツを扱うブログの管理人ですから、早速聴かねば。
番組イメージのイラストを⽮部太郎が担当しているのですが、このイラストがすごく良い。ユルい。そしてイラスト通りのユルいラジオドラマです。
とにかくユルいイラストにユルい内容、ゆったり聴けるタイプのラジオドラマなのに、何故か会話ペースはとにかく速いんです。イマドキの声のコンテンツとは雰囲気が違うのです。当ブログを御愛読してくれているようなAudibleやPodcast番組を楽しんでいる皆さんには最初少し苦手意識が芽生えてしまうかも。
それでも、演者の演技力が高いので無理無く安心して聴けるはずです。実際、すごく面白い。大爆笑というよりもニヤリとするような言葉選び、小ネタの連続です。
とにかくユルくて速くてそれでもやっぱりまったりしているかのような独特の世界感、大変面白いラジオドラマです、ぜひぜひお聴きください。第2話以降はホームページやSpotifyやApple、Googleなどでお楽しみくださいませ。