この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《マリアビートル》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
![[第2弾] マリアビートル](https://m.media-amazon.com/images/I/413wwQ59ElL._SL500_.jpg "[第2弾] マリアビートル")
マリアビートル
著者：伊坂幸太郎
ナレーター：原島梢
再生時間：19時間24分
配信日：2016/12/21
制作：KADOKAWA
カテゴリー： ミステリー・スリラー・サスペンス
あらすじ・解説
酒浸りの元殺し屋「木村」。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」「檸檬」。運の悪い殺し屋「七尾」。物騒な奴らを乗せた東北新幹線は疾走する！ 『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。
作品紹介
伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ第二弾。第一弾の《グラスホッパー》、そして今作の《マリアビートル》が第二弾、それから第三弾の《AX》へと続きます。ただ、シリーズと言っても、各作品の登場人物は違うので、どれからどれから読んでも大丈夫です。(第一弾に登場した殺し屋たちの事に第二弾で少し触れたり、第一弾&第二弾で登場した殺し屋たちの事を第三弾で少し触れたりされると…ファンとしてはホントたまらない)
今回も色々な殺し屋が出ていますが(第一弾以上に沢山)、それが皆、同じ新幹線に乗っているという。そう、この作品らほとんどが新幹線に乗っている2時間ちょっとのお話なのです。その2時間ちょっとに、色々な登場人物たちが濃厚な物語を繰り広げます。あ、それと濃厚なのに命を仕留める時にはアッサリやってしまうあたりが伊坂さんの描く世界観の面白さかと。
ナレーターは前回に引き続き原島梢さん。安定した朗読で世界観に没頭できます。少年の声が上手い。
殺し屋シリーズ、どれもオススメですが、これからどうなるのだろうというドキドキ感、物語の濃厚さは《マリアビートル》が1番かと思います。どうぞぜひお聴きください。
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