この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《麦本三歩の好きなもの》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
麦本三歩の好きなもの
著者:住野よる
ナレーター:悠木碧
再生時間:6時間2分
配信日:2020/04/24
言語:日本語
制作:Audible Studios/幻冬舎
カテゴリー:文学・フィクション
あらすじ・解説
公式より引用
『君の膵臓をたべたい』の住野よる史上
いちばんキュートな主人公、登場!
「朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。
好きなものがたくさんあるから、毎日はきっと楽しい」
図書館勤務の20代女子、麦本三歩の
なにげなく愛おしい日々を描いた傑作日常小説。
作品紹介
このAudible作品はですね…作品単位というよりコンテンツ全体から見て語らなければいけません。出版されている書籍をナレーターが音声化しオーディオブックを販売するのがAudibleです。それとは別に3年ほど前にかなり盛り上がったWritoneというコンテンツは誰でもライターとして執筆でき誰でもアクターとして音声化できるコンテンツです。AudibleがメジャーならWritoneがインディーズ。しかしWritoneは多くのライターと多くのアクターが皆が試行錯誤して独自進化をし続けていました。ただ残念な事にWritoneはAudibleと違い運営がグダグダだった…(苦笑)コンテンツとして今では完全に止まってしまいました。
そんなWritoneが独自進化で辿り着こうとしていたアンダーグラウンドな文化のその先を…2020年4月配信、この《麦本三歩の好きなもの》で住野よる&悠木碧というメジャーな2人が完全に形にしちゃいました。これには…僕もWritone創成期からのライターとして…とても衝撃を受けました。「やられた」という感じ。こういうノリをメジャーで、Audibleでやっちゃうって嫉妬。すごい。尊敬。
麦本三歩というヒロインの日常を、大きな出来事が起きるわけでもなく物語として山場を作るんけでもなく、日常を日常のまま文章にする。住野よるさんが素晴らしいすぎる。もちろんこの文章に賛否両論あるでしょうし、好き嫌いもあるでしょう。だけど、この物語で最後までこの文章で世界観を最後まで楽しませきってくれることにリスペクトしかないです。
そしてナレーターの悠木碧さん。これはやばい。文章がセリフに命が吹き込まれています。そう、こういう表現力をWritoneは模索していたのです。プロの声優が、プリキュアが、キュアグレースがものすごい表現力で音声化しています。やばい。
メジャー作品でありインディーズ感溢れる作品、ふんわりと優しい世界に“すごい”が詰まった作品です。オーディオブック未体験の方の最初の作品としても、Audibleヘビーユーザーの新しい感覚の作品選びにもオススメなオーディオブックでした。やばい。
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