この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《ねじまき鳥クロニクル》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
ねじまき鳥クロニクル ―第1部 泥棒かささぎ編―
著者:村上春樹
ナレーター:藤木直人
シリーズ:ねじまき鳥クロニクル
再生時間:11時間23分
配信日:2022/04/24
制作:Audible Studios
カテゴリー:文学・フィクション
Audible聴き放題対象作品
あらすじ・解説
「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より)
作品紹介
村上春樹作品がAudible登場、待望のオーディオブック化でしょう。これを機にオーディオブックリスナーが増えたら嬉しいですね。
ところで「待望の」と書きましたが、調べてみると英語版は何作品もオーディオブック化されているんですね。知らなかった。やはりアメリカの方がオーディオブック化が進んでますね。日本向けの作品でも村上春樹訳の《ロング・グッドバイ》《大いなる眠り》、共にレイモンド・チャンドラー著ですが、それらはすでにオーディオブック化されてました。
そのレイモンド・チャンドラー《ロング・グッドバイ》もそうですが、今作品《ねじまき鳥クロニクル》も聴いてみるとやはり。結局何を書いたって“村上春樹”です。“村上春樹”が詰まってます。素晴らしい。ゆえに“合う人には合う、合わない人には合わない作品”となるわけですが、さぁ貴方は合う合わないどちらでしょう。
最後に余談、今回《ねじまき鳥クロニクル》を聴くにあたり村上春樹作品の特徴をウチの息子・小学4年生に軽く教えたんです。そうしたら今朝も
「気をつけて学校行くんだよ」
「うん、気をつけるよ。あるいは僕は気をつけないのかもしれない」
と言い残して家を出て行きました。
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