この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《推し、燃ゆ》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
推し、燃ゆ
著者:宇佐見りん
ナレーター:玉城ティナ
再生時間:3時間34 分
配信日:2021/06/17
制作:Audible Studios
カテゴリー:文学・フィクション
賞:第164回芥川賞受賞
あらすじ・解説
公式より引用
逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈“することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し——。デビュー作『かか』は第56回文藝賞及び第33回三島賞を受賞(三島賞は史上最年少受賞)。21歳、圧巻の第二作。
作品紹介
リアル。今の時代の“リアル”だけが詰まったような作品。文学の空気感とイマドキな女の子の空気感、絶妙なところで書き上げている。宇佐美りんさん…すごい。ちなみに作中の「父はいわゆるオッサン構文の使い手だった」の一文にゾッとしました。自分も気をつけてなければ…。
文章のリアル感をナレーター玉城ティナさんの朗読が、“物語は現実だ”と錯覚させる。玉城ティナさんも…すごい。声質を上手く活かした朗読。セリフ部分と語り部分の読み分けが上手い。世界感に没頭させてくれる朗読。作中に呟くように歌われる童謡の《7つの子》も管理人的にはすごく良かったですね。思わず戻って聴き直してしまいました。
宇佐美りん&玉城ティナ、この素晴らしいコンビはきっと10代がオーディオブックの魅力を味わうにはベストなコンビだと思います。このコンビでの作品、またぜひ制作してほしいですね。ただ、2人ともオーディオブック界においてとてもない個性を放っているので、このコンビだけでなくそれぞれもっともっといろんな作品を残して世界を広げていってほしいなとも、オーディオブックファンとしては思います。
とりあえず10代&20代前半の女性でオーディオブック未経験の方は、この作品から聴き始めてみてはいかがでしょうか。
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