この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《シャイロックの子供たち》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
シャイロックの子供たち
著者:池井戸潤
ナレーター:水橋研二
再生時間:10時間8分
配信日:2022/10/07
制作:Audible Studios
カテゴリー:文学・フィクション
Audible聴き放題対象作品
あらすじ・解説
公式より引用__
「半沢直樹」シリーズのドラマ化で大ブレイクした著者が、「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と語る本作。とある銀行の支店で起きた現金紛失事件。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪!? “叩き上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上がらない成績……事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮らすことの幸福と困難さを鮮烈に描いた傑作群像劇。
作品紹介
正直に言うと物語の世界観に入り込むのに時間がかかりました。ちゃんと入り込んだのは中盤からです。おそらく執筆スタイルが今作はオーディオブック向きではないからでしょう。最初は「短編集なのかな?」と戸惑いました。朗読に関してもなかなか10時間読み切るのは難しい執筆スタイル、登場人物の描写で頭の中が混乱してしまいそうなスタイルですからね。しかし、それをしっかり読み切りちゃんと表現してできていたのはナレーター・水橋さんの力でしょう。(とはいえ序盤はどうしても聴いていて混乱してしまうけど笑)
中盤、しっかりと入り込んでからは「この物語がいったいどう展開していくんだろう」とドキドキと作品の世界を見守るような気分に。こうなると、作品がとっても面白くなります。
聴了して浸る余韻…しかし一回の聴了では細部まで理解しきっていない感もあり。なんだかきっと、噛めば噛むほど味が出る作品かのような、そんな気がします。2度目、聴いちゃいたいと思います。
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