この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《宝島》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
宝島
著者: 真藤順丈
ナレーター: 松本健太
再生時間: 18時間 22 分
配信日: 2019年8月9日
カテゴリー: 文学・フィクション
原作:第9回山田風太郎賞/第160回直木賞受賞/第6回沖縄書店大賞受賞
あらすじ
戦後間もない1950年代の沖縄、米軍基地に忍び込んでは物資を奪う“戦果アギヤー” たちがいた。これは、そんな戦果アギヤーだった子どもたちの物語。リーダー・オンちゃんは小学校を作るために木材を奪い、アメリカ占領下でも住民たちに勇気を与え続け英雄と呼ばれていた。しかしキャンプ・カデナに忍び込む作戦は失敗する。仲間たちは離れ離れになり、英雄は姿を消した。残された仲間、グスク・レイ・ヤマコはそれからそれぞれの人生を歩みながら英雄の姿を探し続ける。
作品紹介
18時間の大作。沖縄の方言もたっぷり。音声化はすごく難しい作品だったと思う。この作品を朗読の能力で惹き込ませるのは本当に大変なことだ。
ナレーター松本健太さんの朗読は重い内容であっても軽やかに耳に届けてくれるのが、僕の最初の印象。なので正直に言うとサンプルを聴いた時点では全くしっくりこなくて、本として気になったから購入したという感じだった。だけど物語を聴き進めると、松本健太さんの朗読にじわりじわりとハマっていって。この人の声、読み方だからこそ物語にのめり込んだのだと気づく。結果、松本健太さんの朗読だからこそクライマックスであんなにも心動かされ、泣いたのです。そして、Audibleマニアとして好きなナレーターの一人に松本健太さんを挙げるくらいになった僕は、この18時間の大作をすでに3回聴了したのです。もう普通にファン(笑)
長い作品なのでオーディオブック初心者にはなかなか難しいかもしれないけれど、何作か聴いて自分なりのオーディオブックの楽しみ方がだんだんわかってきた頃にぜひ聴いてもらえると、オーディオブックライフの中でも強烈な印象を残す作品になってくれると思います。
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