この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《六人の嘘つきな大学生》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
六人の嘘つきな大学生
著者:浅倉秋成
ナレーター:木村良平
再生時間:9時間46分
配信日:2022/05/06
言語:日本語
制作:KADOKAWA
カテゴリー: 文学・フィクション
Audible聴き放題対象作品
あらすじ・解説
公式より引用__
ここにいる六人全員、とんでもないクズだった。
成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。
『教室が、ひとりになるまで』でミステリ界の話題をさらった浅倉秋成が仕掛ける、究極の心理戦。
作品紹介
やばい…コレは…面白すぎた…。よく練られた面白い物語の案、でもいざ文章として書き上げられたものは「え?このストーリー、何が面白いの?」となってしまう事、「序盤だけどつまらないからやめちゃおう」となってしまう事、そんな事ってよくあるじゃないですか。
この作品も物語の性質上、そういったような展開になってしまう可能性を持っていると思います。がしかし、そうはならなかった。文章の書き方が絶妙。そう絶妙。ホント絶妙に面白さを最後までキープしています。いや、展開が変わるたび面白さが増していきます。物語をここまで面白く書き上げる著者・浅倉秋成さんの凄さを見せつけられた感じですね。
ナレーター・木村良平さんはマイナスポイントを先に書くと、ブレス音が目立ちます。コレは気にし始めちゃうとどんどんプレス音が耳に残ってしまいます。ただ、この物語においては追い詰められている心理状況の描写にソレがプラスのポイントとして活かされてる場面もあるので、これはこれで良いものだったり。つまり、絶妙な朗読っぷり。
絶妙な面白さの物語と絶妙な朗読で完成した絶妙なオーディオブック、これはホントおすすめです。皆さんもこのオーディオブックをお楽しみいただけたら嬉しいです。ぜどうぞひ。
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