この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《前祝いの法則》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
前祝いの法則
著者：ひすいこたろう 大嶋啓介
ナレーター：豊岡聡仁
再生時間：5時間4分
配信日：2022/06/21
制作：パンローリング株式会社
カテゴリー：宗教・スピリチュアル
Audible聴き放題対象作品
あらすじ・解説
公式より引用＿＿
未来の姿を先に喜び、祝ってしまうことで現実を引き寄せることを「予祝(よしゅく)」と言います。平凡社の『世界大百科事典』には、次のように説明されています。
「豊作や多産を祈って、一年間の農作業や秋の豊作を模擬実演する呪術行事。農耕儀礼の一つとして〈予祝行事〉が行われることが多い。あらかじめ期待する結果を模擬的に表現すると、そのとおりの結果が得られるという俗信にもとづいて行われる。
小正月に集中的に行われ,農耕開始の儀礼ともなっている。一種の占いを伴うこともある。庭田植(にわたうえ)、繭玉(まゆだま)、粟穂稗穂(あわほひえぼ)、鳥追、成木(なりき)責めなど地方色豊かなものが多い」
つまり、お花見とは秋の豊作を先に祝って、みなで祝杯をあげる、「予祝」という引き寄せの儀式だったのです。日本人は、この予祝の効果を忘れてしまっています。しかし、これに気づいた人は、奇跡と呼べるような引き寄せをしているのです。
作品紹介
ミ面白かったですね。正直、特に期待して聴き始めたわけではないのですが、ホント意外に面白かったです。いろんなエピソードが出てきますが「へぇ」「なるほど」と楽しく興味を持って聴くことができました。
当オーディオブックの制作会社であるパンローリングのイメージは、聴き取りやすい良いアクターを使うのにそういった指示が出ているのが、朗読が何故かほんのわずかに笑っているかのような…半笑い、もっと言ってしまえば小馬鹿にされてるように感じてうまうのですが、その減点を考慮しても、そうですね、このオーディオブックはオススメだと言いたくなります。
あ、あと、パンローリングは再生速度を上げた際に聴き取りにくいBGMを多用するというかなり減点もあるのですが、それがあろうともこのオーディオブックはオススメだと言いたくなります。(ちなみに今作ではそもそもBGMの邪魔はパンローリング的には少なめです)
そうそう、沢山のお話の中には元THE BLUE HEARTSの甲本ヒロトさんのお話もあったのですが、 その話が僕も20年近く前に雑誌で読んですごく感銘を受けたものだったので驚きました。THE HIGH-LOWS時代の言葉ですね、「楽しむことを選んだ時点で楽はないんだよ」と…あれはずっと僕の生き方を作ってきた言葉なので、このオーディオブックで再会できて嬉しかったです。(そういえば2ヶ月くらい前にその雑誌がまだ手元に残っているか探したものの残念ながら発見できませんでした。涙)
普段こういった作品とは縁の無い方でも、なんとなくでよいので少しでも興味を持ってもらえたのならその時は、これが新たな“縁”だという事でぜひお聴きになってみてはいかがでしょうか。
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