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《Audible》火花 / 又吉直樹 / 堤真一

 

この記事について

ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《火花》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。

 


 

 



作品情報

火花

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火花
著者:又吉直樹
ナレーター:堤真一
再生時間:4時間25分
配信日:2017/12/20
言語:日本語
制作: よしもとミュージックエンタテインメント
カテゴリー:文学・フィクション・大衆小説
Audible聴き放題対象作品

 

 

あらすじ・解説

公式より引用__

売れない芸人徳永は、師として仰ぐべき先輩神谷に出会った。 笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。
300万部を突破し、第153回芥川賞受賞、同賞受賞作として単行本発行部数歴代1位を獲得した話題作、 又吉直樹氏の『火花』が遂にオーディオブック化!
笑いとは何か、人間が生きるとは何なのか。 人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ、「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。 俳優・堤真一の朗読で、じっくりとお楽しみください。

 

 

作品紹介

いよいよこの作品のレビューを書かせていただきます。本来なら、声のコンテンツに特化したブログ《koe-no-hon》にて一番最初に取り上げるべきだった作品。そして僕をAudible、オーディオブックに引き込んだ作品です。

Audibleを人に薦める時、“最初に聴くなら”と挙げるのは決まって《火花》です。4時間25分とオーディオブックとしては短い再生時間、圧倒的に心を動かす言葉とその声、この作品を入門編とする事できっとオーディオブックの深い世界へ入りやすくなると思います。

著者はお笑い芸人、ピースの又吉直樹。又吉さんの作品の感情の描き方が大好きです。秘めた熱量が渦を巻いてるように溢れてくるのですが、オーディオブックでは朗読としてその熱量が痛みを伴いながらも届いてくるのです。又吉さんの作品の場合は淡々と読むナレーターか、感情をハッキリと強く押し出すナレーター、極端に違うタイプが合うかと思います。

朗読は俳優、堤真一。この作品は俳優の凄さをこれでもかと感じられます。堤さんは感情をハッキリと強く押し出す、熱量が伝わるナレーターですね。朗読の仕方(文の切り方)という点では声優などの声のプロには敵いません。しかし声のプロの作品でもここまで熱量の届く朗読、感情を揺さぶる朗読は未だ出会った事がありません。もう一度言います、俳優の凄さをこれでもかと感じられるのです。オーディオブックというのはここが面白いところ。アナウンサーも声優も俳優も、それぞれの能力を活かした朗読で、全く違った作品となるのです。

僕のオーディオブックライフにおいて掛け替えのない作品。これまで何度も何度も聴いています。何度聴いても涙が溢れてきます。…聴く場所には注意しましょう、特にクライマックスは。今回また聴いて、早朝のジムにて迎えましたが、トレーニングしながらなくというヤバい状態になりました。
これまで沢山のAudible作品を聴いてきたオーディオブックマニアですから“はじめてのオーディオブック”にオススメの作品は何作もありますが、とりあえず言えるこは「とりあえず最初は《火花》がベストチョイス」ということでしょう。ぜひぜひ皆さんも《火花》でオーディオブックの魅力や可能性を体験してください。

 

 

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