この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。1》レビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
ボーナストラック
当作品は9月のボーナストラックとなっています。Audible会員の方は2021年10月4日23時59分まで無料ダウンロードできますのでどうぞぜひ。
作品情報
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。1
著者: 渡航
ナレーター: 石井一貴 / 戸田めぐみ
シリーズ: やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
再生時間: 7 時間 9 分
配信日: 2019/04/12
言語: 日本語
制作: Audible Studios
カテゴリー: ティーン/文学/フィクション/ライトノベル
作品紹介
管理人はラノベという分野に詳しくなく、これまで聴いた事のあるラノベオーディオブックは《本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘1》の一冊だけ。ちなみに《本好きの…》は大変面白かった。またそちらもレビューを書きたいと思います。
ラノベ初心者レベルな管理人、作品の世界観に馴染めるかなと少し心配になりながら聴き始めました。すると…ん?妙に言い回しが森見登美彦さんっぽい。管理人、森見登美彦作品が大好きなのです。なのでこの感じは好きなのですが、でもでも待てよと。Audibleに置いて森見登美彦作品と言ったら《ペンギン・ハイウェイ》と夜は短し歩けよ乙女》のナレーターを安國愛菜さんが担当し、声を大にして言いたい「森見登美彦×安國愛菜はAudibleにおける最強コンビだぞ!」と。…ちょっと話が逸れそうなので戻しますけど、とにかく森見さんの影響は森見ファンの管理人にとって逆に身構えてしまう要素に。
身構えつつ聴き続けると…山ほど繰り出される小ネタが…世代的にピッタリのものばかり!高校生の物語なのに30代男性に受けそうな小ネタばかり!高校生、絶対そんな発言しないよ(笑)
高校生に大人が満足するような小ネタを言わせ続ける感じが「それってどうなのさ」と違和感満載だったのですが、しかし中盤になるともう無理矢理言わせてる感じが無くなり、そして、後半にはしっくりきてしまうという…あら不思議。個人的には材木座義輝が登場した頃には物語が面白くてたまらない状態に。材木座義輝のキャラ、好きだなぁ…(笑)
可愛らしい女子が何人も出てくる作品ですが、朗読の声的には一番好みは戸塚彩加ですかね…(※戸塚彩加は女子じゃない)キャラも嫌いじゃない(笑)
そうそう、この作品のナレーターを務めます石井一貴さんと戸田めぐみさんの素晴らしいも書いておかなければ。主人公の語りで描かれる物語は石井一貴さんの朗読の素晴らしさでオーディオブックとしての土台がしっかりとしたものになったのだと思います。そこに多彩な女性陣の上手く演じて華を添える戸田めぐみさん、こちらもまた素晴らしい朗読。1人で読むオーディオブックが多い中、珍しいナレーター男女2人制を取り入れて、それがとても上手く機能した良い例ですね。
そして全て聴き終えた感想は「とても聴きやすいラノベ」。いや、もしかしたらオーディオブックはラノベ初心者にもラノベの魅力が伝わりやすい、相性の良いコンテンツなのでしょう。とにかく、聴きやすいです。
ラノベ好きもラノベ初心者もぜひぜひお試しください。
追記
レビュー執筆にあたり、調べていて知ったのですが、《やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。》というタイトルはファンの皆さんには“俺ガイル”と略して呼ばれているようです。略し方すごい。
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