この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《もういいかい まあだだよ》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
もういいかい まあだだよ
著者:小椋佳
ナレーター:塾一久
再生時間:4時間52分
配信日:2022/04/15
制作:Audible Studios
カテゴリー:文学・フィクション・エッセイ
Audible聴き放題対象作品
あらすじ・解説
公式より引用__
今日という日は、人生の残された日々の、そもそも初日だ――。 『シクラメンのかほり』、『愛燦燦』をはじめとする数々のヒット曲を世に生み出してきたシンガー・ソングライター、小椋佳。喜寿を迎えた2021年、惜しまれつつ歌手活動からの引退を発表した。稀代のソングライターとして、圧倒的求心力を誇った銀行マンとして、ひとりの夫・父親として、全力で駆け抜けた激動の人生とは? そして迎えた老いの境地と、生きることの意味とは?「今日という日は、人生の残された日々の、そもそも初日だ」--時に軽妙に、時に滋味深い珠玉の名言で語り尽くします。
作品紹介
あの小椋佳さんですよ。皆さんにとって小椋佳さんの“あの”は何を示しているでしょうか。“愛燦燦”の小椋佳さんでしょうか、“シクラメンのかほり”の小椋佳さんでしょうか。若い静岡人的には“うなぎ〜パイパイパ〜イ”の小椋佳さんかもしれません(ローカルネタ)。更にローカルな静岡ネタで言うと“どこまーでーもー 澄みわーたーるー しずおーかの学舎にー”の小椋佳さんだったりします。…コレはほとんどの人がわからないと思うので少し説明すると小椋佳さん作詞作曲の静岡中央高校校歌です。僕の母校だったりします。完成したのは僕が3年生の頃だったような気がします(2年生かも)。僕も音楽を専攻していたので「なんでこんな自由な学校の校歌を外部に頼むんだよー、自分達で作ればいいじゃないかー」などと文句を言っていましたが、いざ聴いてみたらフォークのノリにすぐ気に入ってしまった事を覚えています。というか、オーディオブックと関係無い話に文字数使い過ぎ。
さて、この作品はエッセイのオーディオブック。これが小椋佳さんのキャラクターが存分に滲み出ていて面白い。期待して聴いたのですが、期待以上に面白かったですね。
等身大の小椋佳さんが滲み出ているからこそ、“音楽家小椋佳”と同じくらいに“銀行員小椋佳”が出ていて興味深い。個人的には“銀行員小椋佳”としての話がこのオーディオブックでは一番聴き応えがありましたね。
もちろん“音楽家小椋佳”としても色々なエピソードが詰まってます。《めまい》という曲が生まれた時のエピソードなんかはとても印象に残りました。
小椋佳さんの事を知らない世代も楽しめるエッセイオーディオブック、むしろ知らない世代にはバリバリ銀行員な面を持つ音楽家はすごく“ロック”に映るのではないでしょうか。
小椋佳をよく知る世代だけが楽しむ作品、では全くない、緩く優しく面白い、どの世代もそれぞれの聴き方で楽しめる作品でした。
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