この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《猫を棄てる 父親について語るとき》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
猫を棄てる 父親について語るとき
著者:村上春樹
ナレーター:中井貴一
再生時間:1時間45分
配信日:2023/06/14
制作:Audible Studios
カテゴリー:文学・フィクション・大衆小説
Audible聴き放題対象作品
あらすじ・解説
公式より引用__
各紙誌で絶賛! 村上作品の原風景がここにある。村上春樹が自らのルーツを綴ったノンフィクション。中国で戦争を経験した父親の記憶を引き継いだ作家が父子の歴史と向き合う。父の記憶、父の体験、そこから受け継いでいくもの。村上文学のルーツ。
ある夏の午後、僕は父と一緒に自転車に乗り、猫を海岸に棄てに行った。家の玄関で先回りした猫に迎えられたときは、二人で呆然とした……。寺の次男に生まれた父は文学を愛し、家には本が溢れていた。中国で戦争体験がある父は、毎朝小さな菩薩に向かってお経を唱えていた。子供のころ、一緒に映画を観に行ったり、甲子園に阪神タイガースの試合を見に行ったりした。いつからか、父との関係はすっかり疎遠になってしまった――。
村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、自らのルーツを初めて綴った、話題の書。
作品紹介
この作品、オーディオブックであるこの作品。特筆すべきは中井貴一の凄さでしょう。もちろん俳優として素晴らしいのは皆さんよくわかっているとは思いますが、朗読、ナレーターとしても素晴らしかった。派手な朗読をするわけじゃいのですが、もうもう魅力が溢れています。ナチュラルにずっと聴き入らせてくれる。心落ち着く朗読です。
村上春樹だからこそ、それに見合う中井貴一が選ばれたわけですが、中井貴一が魅力的すぎて、もはや中井貴一が朗読するのならば村上春樹という日本を代表する作家なんかではなく無名の新人の著書などでも素晴らしいオーディオブックへと仕上げてくれちゃうんじゃないかと、そんなふうに感じてしまいます。
そして村上春樹。こちらはもう説明不要でしょう。村上春樹の言葉が描く世界観に浸ってください。
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