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《Audible》逆ソクラテス / 伊坂幸太郎 / 松本健太

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この記事について

ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《逆ソクラテス》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。

 

 

作品情報

逆ソクラテス

逆ソクラテス
著者: 伊坂幸太郎
ナレーター: 松本健太
再生時間: 6 時間 59 分
配信日: 2021年7月2日
言語: 日本語
カテゴリー: 文学•フィクション
原作:2021年本屋大賞ノミネート/第33回柴田錬三郎賞受賞

 

 

作品説明

僕は、そうは、思わない。敵は、先入観。伊坂幸太郎デビュー20年目の短編5編。

 

 

作品紹介

好きな作家を聞かれたら「伊坂幸太郎と森見登美彦」と答えます。好きなオーディオブックナレーターを聞かれたら「安國愛菜と松本健太」と答えます。そんな、好きな作家と好きなナレーターとの組み合わせ、期待しないわけがない。その点、期待度が高すぎる分、中途半端なクオリティだと失望してしまうわけです。さぁそれで今作はどうか。

伊坂幸太郎さんの作品は女性ナレーターが合うイメージ。《死神の精度》天満智史さんの朗読も良かったのだけど、その前に《グラスホッパー》《マリアビートル》原島梢さんと《AX》織江珠生さんの朗読を聴いてしまっているので、どうしても女性ナレーターイメージが先行してしまっているのです。

聴き始めると、安定の松本健太朗読。あ、いや“マツモトケンタロウ ヨミ”ではないです、“マツモトケンタ ロウドク”です。…え?そうなの?間違えて読んだりしてないのね?失礼いたしました。

松本健太さんの軽快な朗読で、物語の世界観へナチュラルに入り込ませてくれます。物語は小学生の子ども達の話なのですが、伊坂幸太郎作品なので「え、マジか、この子たちの誰かが死んでしまうのかな?」「この子が殺し屋なのかな」とか関係ないところで疑心暗鬼になったのは内緒です。

聴き始めると止まらない止まらない。19時間の大作《宝島》(真藤順丈著)も苦もなく聴けるような朗読で届ける松本健太さんですから、7時間の声の旅はあっという間。聴き終えた結論を言うと、最高。1つ目のエピソードと、最後の5つ目のエピソードで涙が込み上げてきました。
僕は感情を揺さぶるオーディオブック•ボイスブックが大好きです。特に泣いてしまうような作品は尚更。悲しい涙であれ嬉しい涙であれ、心を動かされるオーディオブック•ボイスブックが大好きなのです。

これまで涙を流した作品というと今回と同じく伊坂幸太郎著《AX》、こららも今回と同じく松本健太朗読《宝島》(真藤順丈著、さらには又吉直樹著《火花》(堤真一朗読)でしょうか。

《AX》は泣くようなタイプの物語なのですが、最後の最後に織江さんの声でアレを読まれたらもう感情が込み上げてしまいます。《宝島》はそもそも泣くにきまってる(笑)《火花》は号泣ですよ。この3作は自分のオーディオブックライフにおいて、ものすごく大事な作品になっています。他にも泣いた作品はあるのですが、これからまたゆっくり、それぞれ紹介していきます。

《逆ソクラテス》は胸アツ系の涙。すごく好きです。特に最後の涙は…ずるいなぁ(笑)あんなの胸が熱くなるに決まってる。
以上、《逆ソクラテス》のオーディオブックレビューでした。ぜひぜひ皆さん、この作品を聴いてみてください。

 

 

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