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《Audible》茨木のり子詩集 / 茨木のり子 / 檀れい他

 

この記事について

ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《茨木のり子詩集》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。

 


 

 



作品情報

茨木のり子詩集
著者:谷川俊太郎(選) 茨木のり子(著)
ナレーター:檀れい 平祐奈 川島海荷 森口瑤子
    桜庭ななみ 倉科カナ 菅沢公平 尾川楓
再生時間:6時間19分
配信日:2022/04/28
制作: Audible Studios
カテゴリー:文学・フィクション・詩
Audible聴き放題対象作品

 

 

あらすじ・解説

公式より引用__
青春を戦争の渦中に過ごした若い女性の、くやしさと、それゆえの、未来への夢。スパッと歯切れのいい言葉が断言的に出てくる、主張のある詩、論理の詩。ときには初々しく震え、またときには凛として顔を上げる。素直な表現で、人を励まし奮い立たせてくれる、「現代詩の長女」茨木のり子のエッセンス。(対談=大岡信、解説=小池昌代)

 

 

作品紹介

配信日である本日、早速レビューを。実は珍しく聴了前の記事執筆、現在は作品終盤の対談のコーナーの聴きながら書いております。配信されると知った時からものすごく期待していた作品ですので、どうしても早く記事投稿したい気持ちでいっぱいなのです。
さぁそして、期待大…むしろ過度の期待で聴いたこの作品、ちょっとハードル上げすぎたかなと聴き始める直前には心配になりましたが…いやいやコレ、絶対オススメするべき作品だと聴き始めてすぐに強く思いました。
檀れい、平祐奈、川島海荷、森口瑤子、桜庭ななみ、倉科カナ、菅沢公平、尾川楓…素晴らしいナレーター陣。聴いて、更に思う、それぞれ個性が全然違って皆良い、素晴らしいナレーター選び。全員とも朗読レベルが高い。「芸能人を揃えました」というワイワイしたノリではなくオーディオブック化に向けて全力で取り組んでいるのが伝わってきます。企画の段階からもうもう関わった方々、皆が素晴らしい。

 

ナレーターそれぞれを簡単レビュー。
檀れいさん。老若男女問わず惹きつける圧倒的な朗読。文句なしに素晴らしい朗読。

平祐奈さん。天性の、ですね。天性の人を癒す声。その声に甘えるのではなく素晴らしい表現力。

川島海荷さん。可愛いのはしっかりと存じ上げておりましたが…こんなに大人っぽい感じになられたのですね…素敵です…とっても素敵な朗読です…最高…。

森口瑤子さん。大人っぽさ、色っぽさ、知性、その中に可愛さがある。細かく言うと語尾に可愛さが出ます←マニアック

桜庭ななみさん。ちょっと舌足らずな喋り方なのですが、いやいや、そこがいい。すごくいい。ずっと聴いていたい、あぁずっと聴いていたい。ちなみに桜庭ななみさんに関しては正しい評価をできているか自信がありません、だって…タイプだし…ふふふふふ…。

倉科カナさん。今作イチの驚き。すごいです。美人、笑顔素敵、スタイル良し…というイメージから(えぇ、元々好きなのでそういうイメージが強いわけです)、まさかこんなに低音の響き、声の揺れを活かした高い表現力を備え持つなんて。倉科カナさんはナレーター業にどんどん挑戦していったなら、おそらくオーディオブック界を代表するナレーターの1人になるんじゃないでしょうか。

菅沢公平さんと尾川楓さんは本編の詩作品ではなく対談部分などを担当しているのですが、お2人とも声優さん、声のプロだと一瞬でわかる素晴らしい朗読をしております。俳優女優の表現とは違う、声のプロらしい表現を堪能できます。女優陣が個性を発揮しているからこそ、そこに声のプロが支えることで、この音声作品がより完成度の高いものとなったのだと思います。

 

ナレーター陣の魅力を語ったので、次はこの作品の内容について。《わたしが一番きれいだったとき》《自分の感受性くらい》と茨木のり子さんの代表作が詰まっているので、もうそれだけで満足できまるはず。実際満足。
しかし、これはすごく私事…聴きながらですね「あれ?こんなに良い詩集なのに《表札》が無いじゃん」と不思議に思ったのです。なんで無いのだろうと調べてみたら…《表札》の作者は石垣りんさんでした。…あらやだ、この勘違い、恥ずかしい(照)とか言いつつ記事に書く男。

最後に。茨木のり子さんにリスペクトを持ち丁寧に作られたオーディオブック、そう感じる事ができたのが一番嬉しかったですね。またひとつAudibleを代表作する作品の誕生です。
とてもとても素敵な作品、パサパサに乾いた心に、この作品は“みず”となって潤してくれるはず。どうぞぜひお聴きください。

 

 

追記

《koe-no-hon》管理人であるワタクシ・モグはボイスブックライターでもありますので…今回のレビューのどさくさに紛れて素晴らしいナレーターの皆さんに音声化してほしいアピールを(笑)

★檀れいさんの童話が聴きたい

 

★平祐奈さんの詩が聴きたい

 

★川島海荷さんのエッセイが聴きたい

 

★森口瑤子さんのエッセイが聴きたい

 

★桜庭ななみさんの短編が聴きたい

 

★倉科カナさんの童話が聴きたい

 

 

★菅沢公平さんの短編が聴きたい

 

★尾川楓さんの童話が聴きたい

いかがでしょう。ナレーターの皆さんの声に合いそうじゃありませんか。それと…今回リンクを貼ったWritoneアクターの皆さんの朗読も素敵でしょ(何故か僕がドヤ顔)

 

 

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