この記事について
ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《俺ではない炎上》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。
作品情報
俺ではない炎上
著者:浅倉秋成
ナレーター:松村悠哉
再生時間:12時間49分
配信日:2022/08/12
制作:Audible Studios
カテゴリー:ミステリー・スリラー・サスペンス
Audible聴き放題対象作品
あらすじ・解説
公式より引用__
ある日突然、「女子大生殺害犯」とされた男。既に実名・写真付きでネットに素性が曝され、大炎上しているらしい。まったくの事実無根だが、誰一人として信じてくれない。会社も、友人も、家族でさえも。ほんの数時間にして日本中の人間が敵になってしまった。必死の逃亡を続けながら、男は事件の真相を探る。
作品紹介
浅倉秋成さんの《六人の嘘つきな大学生》がものすごく良くてですね、今作もかなり期待して聴き始めてしまったのですが。大きすぎた最初の期待を、なんとこれでもかと越えてきました。この作品ヤバいです。
《六人の嘘つきな大学生》で感じたのはフィクションの世界、ミステリーの世界に“リアル”や“今”を感じさせる力。それが今作では更に更に大きくなっています。現代的な要素の描き方が上手すぎるのでゾクゾクとした怖さが脳から身体から駆け抜けるのですが、それは今作で更に進化しております。
僕は《俺ではない炎上》がとにかく怖い作品だと思いました。フィクション、しかしリアルを感じる怖さ。本当に怖かった。人によっては正反対に「そんなわけない」と現実離れしてるように感じてしまう人もいるのかも、そういった怖さの捉え方の違い、それもまたこの作品の持つリアルさゆえなんだと思います。
ナレーターの松村さんもこの作品の世界観を更にリアルに感じさせるような素晴らしい朗読だと思います。ただ、素晴らしい朗読だからこそ、あえて問題点を指摘すると、これはナレーターの問題ではなくスタッフの問題、僕が聴了した時点では編集にかなりミスがあります。ミステイクをカットせずに使ってしまい、同じ言葉を繰り返したかのような朗読になってしまっています。その他にも修正が必要な箇所が多々あり、せっかくの素晴らしい作品、これは本当にもったいない、ぜひ早い対応をお願いしたいです。
オーディオブックとしては現時点、完璧な状態ではありませんが、しかし、本当に面白い作品です。僕はオススメしたいです。
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